X'mas-白-
あたしは.....???
母「美佳~?ご飯よー??」
母が呼んでいるので
リビングに向かう
(あたしは…時々昴くんのこと考えるけど、毎日じゃないし春紀くんたちも一緒だし……)
自分でそう考えながらも
言い訳に聞こえてきた
素直にならなきゃ...
そう思ってリビングへと
向かった
母「美佳ぁ?なにしてたの?」
美「別に...」
妹「わぁ!!今日は唐揚げ♪」
見るとお皿には湯気がたくさん出ている唐揚げがあった
美「美味しそう~♪
今日なんかあったの?」
母の機嫌もいいし
唐揚げの日はなにかある
母「さっき電話がきて,
美佳の成績が上がったから希望の高校も行けるかもって!!!」
あたしの学校は
成績が大幅に変わると
家に連絡してくることがある
自分の成績が上がったのは
もちろんあたしにとっても嬉しいことだった
美佳の成績は学年200人近くいるなかで一桁の順位に入るほどだった
だけど天然と言われたり
なかなかそうは見えない
美「いっただきまーす☆」
もう頭から昴くんのことが
消えていた