となりのお兄ちゃん
私は潤に連れられ
家へ戻った
(連れ戻された)

「で、麗華は何で怒ってんの?」

潤がやっと口を開いた

口調が恐く感じる
全部潤のせいなのに…


「俺 なんか悪い事したか?」


自然に涙が溢れかえってきた


「だってぇ~(涙)」


「だって、潤が……」


「俺が~?」


「潤がムリして
私と登下校してくれてるから
彼女と会う回数がすくないんでしょ」


思い切って打ち明けた
思ってることすべて……



「はぁぁぁぁ!!!???」


潤の驚いた声にビックリする私。。。


「なんだよそれ!
俺が麗華とムリに登下校!?
しかもなんだよ彼女って!?」



私は潤が言っている意味が
全然わからなかった


「まず 一つずつ解決していこう」


潤は私の中の固く結んだ
ロープを解くかのように
話はじめた


「一つ目
俺が麗華とムリに登下校してるってコトだけど…
もし俺が麗華と登下校するのがイヤなら
毎日呼びにいったりしねーよ」













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