今年のクリスマスプレゼント、君。【短】
冬休みに入り
俺は毎日だらだらと日々を過ごしていた
何をするわけでもなく
何となくゲームしたり
宿題したり
時々友達と会ったり
莉子のことを思い出してみたり
その度に忘れようと努力したり
そんな何でもない毎日が過ぎていた
こんなことをして莉子のことを忘れられたなら、どんなに楽だろうか
忘れて
莉子と普通に接することができたら、どんなに幸せだろうか
でもさ。
そんなことばかり考えているってことは
やっぱり莉子のこと忘れられてない証拠なんだよな