カフェオレ


「沙良。」


「…あ。優一!」


あたしに近づく優一。

なんだか優しい気持ちになる。


「おはよ。さっきの授業、だるかったわ~俺あの先生嫌い 笑」

「あたしも~なにかとしつこいし。」



優一は、あたしがテストの話で傷つくことを知ってるのか、
なにも聞かない。


ただ、それだけで


気持ちがすうーっと
楽になるよ。







でも、実は
優一にもまだ言ってない

学校が嫌いな理由が
もう1つあるんだよね。


< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop