カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
さっきの雨が…やがて…



雪にかわっていった…



「雪…」




次々に舞い降りる雪を一人見つめながらゆっくりと、カズキの家の玄関の横に毛布を入れた袋を静かに置いた。




一瞬…手が一瞬…





家のドアノブに手をかけそうになる。





-だめもう…逢ってはいけない人…



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