カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
1時間あとか…
家を出れない時間でもなかった。
1時間後いつもの場所での指定のメールをして、携帯を閉じた。
いつもの場所?
もう、カズキは彼氏じゃないのに。
それに、同棲の彼女もいる。
私は、彼女なんかじゃないのに…
□ □ □
「寒い…」
約束の場所のカードレールの前に着いていた。
ちょっと早かったみたいでまだ、きていない。
待ち合わせ場所…失敗したかなぁ…
だって…寒いし、しかも吹雪…。
妊婦なのに、うっかり外の待ち合わせ場所にしちゃうテンパり具合。
呪っちゃうなぁ。
寒くて身を縮めながら軽く足踏みをしていたら…
低い爆音で見慣れた、黒塗りの車が停車した。
あれ?シュンさんの車?
家を出れない時間でもなかった。
1時間後いつもの場所での指定のメールをして、携帯を閉じた。
いつもの場所?
もう、カズキは彼氏じゃないのに。
それに、同棲の彼女もいる。
私は、彼女なんかじゃないのに…
□ □ □
「寒い…」
約束の場所のカードレールの前に着いていた。
ちょっと早かったみたいでまだ、きていない。
待ち合わせ場所…失敗したかなぁ…
だって…寒いし、しかも吹雪…。
妊婦なのに、うっかり外の待ち合わせ場所にしちゃうテンパり具合。
呪っちゃうなぁ。
寒くて身を縮めながら軽く足踏みをしていたら…
低い爆音で見慣れた、黒塗りの車が停車した。
あれ?シュンさんの車?