カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
カズキから連絡が来たのは、それから一週間が過ぎてからだった。
「どうして連絡くれなかったの?」
「わりぃ…。ちょっとな…」
携帯の向こうで、すまなさそうな声が聞こえる。
「凄い心配してたんだから!」
そう言ったら、目が熱くなり涙が溢れだしてきた。
「本当に…悪かった」
「明日会えるの?」
「いいよ。少ししか会えないけどな。」
「どうかしたの?」
「……。明日な?」
「う…ん。」
何か突っ掛かる物を感じながら私は携帯を閉じた。
とりあえず…とりあえず。
連絡が来た事だけが、嬉しかった。
会えない間、メールで愚痴を聞いてくれた真由美さんにカズキから連絡が来た事を告げる。
2年前…
赤ちゃんを流産をした真由美さんは、あの後すぐに赤ちゃんが授かり、今は一歳女の子がいるんだよ。
とっても可愛くて。
私もいつか…カズキの子供が欲しいなぁ。
「どうして連絡くれなかったの?」
「わりぃ…。ちょっとな…」
携帯の向こうで、すまなさそうな声が聞こえる。
「凄い心配してたんだから!」
そう言ったら、目が熱くなり涙が溢れだしてきた。
「本当に…悪かった」
「明日会えるの?」
「いいよ。少ししか会えないけどな。」
「どうかしたの?」
「……。明日な?」
「う…ん。」
何か突っ掛かる物を感じながら私は携帯を閉じた。
とりあえず…とりあえず。
連絡が来た事だけが、嬉しかった。
会えない間、メールで愚痴を聞いてくれた真由美さんにカズキから連絡が来た事を告げる。
2年前…
赤ちゃんを流産をした真由美さんは、あの後すぐに赤ちゃんが授かり、今は一歳女の子がいるんだよ。
とっても可愛くて。
私もいつか…カズキの子供が欲しいなぁ。