カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
学校の授業が終わると…

急いで鞄を捕まえ、学校を後にした。

途中、何人かの友達に声をかけられるが、「ごめん」とだけ告げ道を急いだ。

昨日から私の頭は、カズキの事でパンパンで爆発しちゃいそうなぐらい考えていた。

いつもなら、寝て過ごすバスの中の40分。

なんだか、落ち着かない気分で揺られつづけていて、いつもよりやけに遅く感じていて…。


やっとの思いで、カズキが居るであろう…
家にたどりついた。


ガチャ!ガチャ!

貰った合い鍵で勢いよく部屋に入る。




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