カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
「お前・・なんのつもりだ?」
「・・・・」
何のつもりというのは、私の抱えてる荷物を見て言ってるのは間違いなかった。
「ったく・・・何のために俺が今動いてるのかわかってるのか?」
た
め息を漏らしながら前髪をかきあげている。
「だって・・」
「だってじゃねぇだろ?こんな事したらますます、俺ら認めてもらえねぇーじゃん。
逃げてどうすんだよ!」
「逃げるしかないよ!!だって、今朝、言われたもん!20とかならわかるけど、16のお前は認められないって・・今はだめって言うから・・赤ちゃん・・産めなくなるんだよ?
また・・カズキと一緒にいられなくなるんだよ!
そんなのもう嫌だよ・・
絶対いやだよ!!」
これ以上何も話せぐらいもう、頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。
赤ちゃんもダメ。カズキもだめって言われてしまったら・・私は一体どうすればいいの?
「行くぞ」
頭からすっぽりと抱きかかえられるように、カズキに連れられて歩き出した。
「どこ行くの?」
「・・・・」
何のつもりというのは、私の抱えてる荷物を見て言ってるのは間違いなかった。
「ったく・・・何のために俺が今動いてるのかわかってるのか?」
た
め息を漏らしながら前髪をかきあげている。
「だって・・」
「だってじゃねぇだろ?こんな事したらますます、俺ら認めてもらえねぇーじゃん。
逃げてどうすんだよ!」
「逃げるしかないよ!!だって、今朝、言われたもん!20とかならわかるけど、16のお前は認められないって・・今はだめって言うから・・赤ちゃん・・産めなくなるんだよ?
また・・カズキと一緒にいられなくなるんだよ!
そんなのもう嫌だよ・・
絶対いやだよ!!」
これ以上何も話せぐらいもう、頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。
赤ちゃんもダメ。カズキもだめって言われてしまったら・・私は一体どうすればいいの?
「行くぞ」
頭からすっぽりと抱きかかえられるように、カズキに連れられて歩き出した。
「どこ行くの?」