カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
「どこ行くの?って聞いてるのに…
カズキのばかぁ…!」
ちらっとこっちを見るだけでずんずんと、歩き続けている。
怒っているんだか、どうだかわからない様子で、とにかく私を抱き抱えるように、ゆき道を歩いていた。
久しぶりに触れる体。
時折、香フレグランス。
何もかも…事故前の彼のままだ。
一旦は離れたけれど
今また
カズキは私のそばにいる。
あの時は、考えられなかったけど、きっと…
何もかも上手くいく。
そう…私は信じている
カズキのばかぁ…!」
ちらっとこっちを見るだけでずんずんと、歩き続けている。
怒っているんだか、どうだかわからない様子で、とにかく私を抱き抱えるように、ゆき道を歩いていた。
久しぶりに触れる体。
時折、香フレグランス。
何もかも…事故前の彼のままだ。
一旦は離れたけれど
今また
カズキは私のそばにいる。
あの時は、考えられなかったけど、きっと…
何もかも上手くいく。
そう…私は信じている