カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
「舞~!遅いんだけど?」

「ごめん、ごめん!」


そう、ユキだった。




「あれ?フミは?」



「サークルがまだ、ぬけれないみたいだから、先に行ってってさっき、メール来てたよ」



「そうかぁ。じゃあ、あそこの居酒屋に、先に入ってようか?」





店に入り、3人分の席をお願いするとすぐに、テーブル席へ案内された。




「先にやってようか?舞」

「そうだね」

「やっぱ、ビールでしょ?(笑)」


「ふふ。だね~」


「「カンパーイ!!」」





二人笑顔で顔を見合わせていた。

久しぶりに合うユキ。

ユキは、大学を道外へ選択しストレート入学で、現在2年生。





「ねぇ?平田はどうしてるの?」

「あれから、ちゃんと夜間卒業して、建築デザイナ-になりたいからって今は専門学校へ通ってるよ」

「頑張ってるんだね」





平田とユキはちゃんと、将来の為に突き進み続けてる。



私はと言うと…相変わらずなままだった







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