カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
「シュンさん…舞をお願いしますね。」

「うん?大丈夫だけど…どうした?」


「なんでもないです。」


またねって二人言い残し、去っていった。


きっと、カンのよい松岡の事だから、この状態で何かあったんだと気がついていたんだと思う。


だけど…



私は、ふわふわ浮かぶ事に安心をしていて





松岡の顔をのぞき見る余裕なんて…全くなかったんだ。











私は…どれだけ…






この人を傷つければ…




いいんだろうか?






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