カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
「カズキが絡んでいるのなら…電話はマズイなぁ。」
「え…?」
「今から行くよ。10分後、家の前で待ってるから。」
一方的に松岡のほうから電話を閉じてしまった。
やっぱり…言わなきゃよかったかなぁ。
ほんの、2、3年前までは、迎えに来ても近所の公園。
今は、婚約者の立場もあり堂々と家までくる、松岡。
でも、両親には告げれなくて…
かなり、松岡に対して後ろめたさが常にある。
日中歩き回ったせいで、裸が少しヒリヒリしてきた。
着いたと知らせる、短いクラクションが2回窓の外から鳴ったのが聞こえる。
これが
今…松岡からの合図。
「え…?」
「今から行くよ。10分後、家の前で待ってるから。」
一方的に松岡のほうから電話を閉じてしまった。
やっぱり…言わなきゃよかったかなぁ。
ほんの、2、3年前までは、迎えに来ても近所の公園。
今は、婚約者の立場もあり堂々と家までくる、松岡。
でも、両親には告げれなくて…
かなり、松岡に対して後ろめたさが常にある。
日中歩き回ったせいで、裸が少しヒリヒリしてきた。
着いたと知らせる、短いクラクションが2回窓の外から鳴ったのが聞こえる。
これが
今…松岡からの合図。