カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
夜遅く…

ふさぎ込んでいるのを見透かした様に電話が鳴り響く。


正直電話を出るのが恐い。


だって…

電話の相手は…




松岡だったら…


あの日以来、まともに話した事はない。



今でも、松岡は私の事を想っているのだろうか?




勇気を出して、私は携帯に手を伸ばした。







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