カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
「真由美さん?」
「どうしたの?」
コンクリートで出来た階段を1歩づつのぼり始めていた。
この階段のように動きだしたら止まらないのだろうか?
「やっぱりやめていい?怖いよ。」
もう半泣きだった。カズキの口からは前回別れようって言われてるし・・
ただ・・認められない未練たらたらの私がここにいるのだ。
もう1度言われたら・・私自信が粉々に砕け散ってしまいそう・・・
「舞ちゃん・・?それでいいの?納得できてる?
すっきり別れられるの?ちゃんとカズキの口から聞いたほうがいいんじゃないの?
何かの間違えのかもしれないし」
間違えだったらどんなによかったんだろう・・
でも、理由は人から聞いたのにしろ、別れを切り出されたのは間違いなくて・・・
「ここまで着たのに・・怖くなってごめんなさい。」
大粒の涙が一つ・・・また一つ・・床に落ちて滲んでいた。
「わかったよ。私だけでも逢いにいくけど・・いい?後悔しない?」
「はい。大丈夫です。私ここで待ってる。」
真由美さんの背中を見送って一人、1階のロビーで待っていた。
本当は会いたかった。ただ私には逢う勇気がなくそれでも、近くにいたくて・・・
「どうしたの?」
コンクリートで出来た階段を1歩づつのぼり始めていた。
この階段のように動きだしたら止まらないのだろうか?
「やっぱりやめていい?怖いよ。」
もう半泣きだった。カズキの口からは前回別れようって言われてるし・・
ただ・・認められない未練たらたらの私がここにいるのだ。
もう1度言われたら・・私自信が粉々に砕け散ってしまいそう・・・
「舞ちゃん・・?それでいいの?納得できてる?
すっきり別れられるの?ちゃんとカズキの口から聞いたほうがいいんじゃないの?
何かの間違えのかもしれないし」
間違えだったらどんなによかったんだろう・・
でも、理由は人から聞いたのにしろ、別れを切り出されたのは間違いなくて・・・
「ここまで着たのに・・怖くなってごめんなさい。」
大粒の涙が一つ・・・また一つ・・床に落ちて滲んでいた。
「わかったよ。私だけでも逢いにいくけど・・いい?後悔しない?」
「はい。大丈夫です。私ここで待ってる。」
真由美さんの背中を見送って一人、1階のロビーで待っていた。
本当は会いたかった。ただ私には逢う勇気がなくそれでも、近くにいたくて・・・