～KissHug～

「私もＫ高に行くから。」

「そ、頑張って～」

「意地悪ね～学校がどうだとか
勉強がど～だとか
おしえてくれたっていいじゃない」

「つまんねーとこだよ。
勉強、勉強、また勉強～～～。
可愛い女もいないし
どいつもこいつも国立大に行くことで
頭一杯だ。
将来のためには勉強はしたほーがいいけどな」

相変わらずの
なげやりな言葉・・・・


「つまんねーよ、
違うとこ行ったら？」

「きっと楽しいもん。」

「へ？なんで？」

「・・・ハルがいるから・・・」

「俺？いたって
おまえなんか相手にしないから～」


「いーよ。
ハルがいればいい。」

「おまえそれ、俺に告白してる？」

「そうだよ。
私は小さい頃からずっとずっと
ハルが好きだったの。」


　　言っちゃった・・・


治樹は困惑していたが
すぐに笑いだした。


「おまえ俺と付き合ったら
すぐこんなことになるぞ。」

そう言ってベットに春江を押し倒した。