~KissHug~
~10~
「よいしょ」
丸くなっている私をそのまま抱き上げた。
「キャ…重いから!!」
私は恥ずかしくて慌ててしまった。
「重くないよ~俺男の子だし~」
男の子って不思議
力持ちだから
素良の部屋に置かれた。
「ぷくちゃん、いいわ~
その形~まんまるでフワフワしてて」
そう言って
私の背中に頬づりした。
素良の二重人格は強烈だから
「触んないでよ」
「え?どうして」
それでも素良はまだ背中に抱きついていた。
好きな男の子にこんなことされて
このままあなたの好きにしてって
感じなのに、素良はすっかり
幼稚園児のようになってしまう。
「私ね、怒ってるの。」
「なんでさ~ぷくちゃん~」
あ~あ ダメだ
もう話にならない
「逃げてるんでしょ?わかってるくせして!!」
「コンタクトなんか入れてるからだ!!
芳樹に目つけられたんだぞ~」
私の頬をムギュムギュしながら
ふてくされたように言った
「ぷくちゃんがとっても美人なのは
俺しかしらないはずだったのに…」
「ファーストキスだったのに…」
悲しくなった…
「ぷくちゃん…
ファーストキスだったんだ…」
「素良はファーストキスもうしたの?」
勇気を出して
素良に聞いてみた…
丸くなっている私をそのまま抱き上げた。
「キャ…重いから!!」
私は恥ずかしくて慌ててしまった。
「重くないよ~俺男の子だし~」
男の子って不思議
力持ちだから
素良の部屋に置かれた。
「ぷくちゃん、いいわ~
その形~まんまるでフワフワしてて」
そう言って
私の背中に頬づりした。
素良の二重人格は強烈だから
「触んないでよ」
「え?どうして」
それでも素良はまだ背中に抱きついていた。
好きな男の子にこんなことされて
このままあなたの好きにしてって
感じなのに、素良はすっかり
幼稚園児のようになってしまう。
「私ね、怒ってるの。」
「なんでさ~ぷくちゃん~」
あ~あ ダメだ
もう話にならない
「逃げてるんでしょ?わかってるくせして!!」
「コンタクトなんか入れてるからだ!!
芳樹に目つけられたんだぞ~」
私の頬をムギュムギュしながら
ふてくされたように言った
「ぷくちゃんがとっても美人なのは
俺しかしらないはずだったのに…」
「ファーストキスだったのに…」
悲しくなった…
「ぷくちゃん…
ファーストキスだったんだ…」
「素良はファーストキスもうしたの?」
勇気を出して
素良に聞いてみた…