~KissHug~
「素良と連絡とってるのか?」
静寂を破ったのは
芳樹だった。
「いいえ。全然・・・・・」
「そっか、こっちにも連絡はないんだ。
親父が寂しがっていた。
仕送りにも手をつけないって。」
「生きてるんだよね?」
心配になった。
「院長のとこに一度手紙がきたらしいよ」
「よかった
元気なら・・・・・」
「やっぱりまだ愛してるの?」
芳樹が直球勝負できたから
躊躇した。
「素良のことごめんな。」
「え?」
芳樹が急に素良の話にふってきたのは
あのクリスマスの日のことだった。
静寂を破ったのは
芳樹だった。
「いいえ。全然・・・・・」
「そっか、こっちにも連絡はないんだ。
親父が寂しがっていた。
仕送りにも手をつけないって。」
「生きてるんだよね?」
心配になった。
「院長のとこに一度手紙がきたらしいよ」
「よかった
元気なら・・・・・」
「やっぱりまだ愛してるの?」
芳樹が直球勝負できたから
躊躇した。
「素良のことごめんな。」
「え?」
芳樹が急に素良の話にふってきたのは
あのクリスマスの日のことだった。