~KissHug~
~78~
「不思議だね。」
携帯を見つめる千鶴に言った。
「ん?」
メールをうちながら千鶴が
顔を上げて私を見た。
「あんなに愛し合ってドロドロだったのに
同じタイミングで糸を直していったら
こんなに穏やかに恋が終わるんだね。」
「そうね。私もあんなに芳樹に
しばられていたのに
今は芳樹を見ても
心は穏やかで友情しか感じない。」
「回り道だったのかな~
それとも回ってこなきゃ
いけない道だったのかな。」
「回ってこなきゃ
たどり着かないもん・・・・
今の私たちに~」
千鶴は私を抱きしめた。
「私たちってある意味すごく
仲良しだと思わない?」
千鶴がウフフ・・・と笑った
「だってね、同じ男を好きになって
抱かれたんだよ~
芳樹と素良・・・・・
すご~く仲良しじゃん。」
「ほんとだ!!」
「アイシテル歩来~」
「アイシテル千鶴~」
そういって爆笑した。
携帯を見つめる千鶴に言った。
「ん?」
メールをうちながら千鶴が
顔を上げて私を見た。
「あんなに愛し合ってドロドロだったのに
同じタイミングで糸を直していったら
こんなに穏やかに恋が終わるんだね。」
「そうね。私もあんなに芳樹に
しばられていたのに
今は芳樹を見ても
心は穏やかで友情しか感じない。」
「回り道だったのかな~
それとも回ってこなきゃ
いけない道だったのかな。」
「回ってこなきゃ
たどり着かないもん・・・・
今の私たちに~」
千鶴は私を抱きしめた。
「私たちってある意味すごく
仲良しだと思わない?」
千鶴がウフフ・・・と笑った
「だってね、同じ男を好きになって
抱かれたんだよ~
芳樹と素良・・・・・
すご~く仲良しじゃん。」
「ほんとだ!!」
「アイシテル歩来~」
「アイシテル千鶴~」
そういって爆笑した。