〜信頼できるヒト〜
哀しい現実
それから璃亜は淕飛を意識しはじめた。











そんなある日
璃亜は淕飛に呼ばれて
放課後、教室で一人、淕飛をまっていた



『待たせてごめん。』

『いいよ』

『ありがとう』

『それでどうしたの?』

『雅のことなんだけど…』
雅…?
どうしたんだろう
淕飛、深刻そうな顔してる。

『雅がどうしたの?』

『俺雅と付き合ってるんだ。』

『うん。知ってたよ』

『えっ…?何で?』

『紗羅から聞いた』

『…』

『淕飛何かあったの?』

『雅が…』

淕飛はつらそうな悲しそうな顔をしている

『雅がシャブしてるんだって言ってたんだ』

『嘘…?何で?』

『理由きいてもごめんって繰り返すだけで…』

少し沈黙がつづいた


ガラガラガラ―――
教室に雅がいた。










えっ…







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