13‐夏の日‐
あの日からしばらくして

ヒロトがかしこまって

私の前に立った

それは掃除時間の事だった

「あれ、本当?」

私はどうしようも無くって

「嘘だよ。気にしないで」

そう言った

でもその気にしないでのでに重なるように

ヒロトの口から出た言葉は
< 102 / 111 >

この作品をシェア

pagetop