13‐夏の日‐
「ま、待った?」

私の声は少し震えていた

この日までは内心、ドッキリなんじゃないかって思ってた

実は他の男子も居て

「バカだよコイツ!本気でデートするつもりだったんだよ」

とか言われるんじゃないかって

考えると恐くて

デート嫌だなとか思ったけど

一人で待ってるヒロトの姿を見つけて

一気に安心した
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