~あの日あの時~
次の日から私は、まるで抜け殻状態でした。
なにもするきになれなかったのです。
そのときインターホンがなりました。
「いきなりすみません。亮の母です。鈴さんですよね?」
『はい。そうです・・・』
「いままであのこのこと有難うございました。(ニコッ)」
あなたのお母さんは、やさしそうな方でした。
「今日うかがったのは、亮の告別式のことなんですけど、来て頂けませんか?」
私は、一瞬迷いました・・・
だってあなたの最期の姿を見る勇気がなかったから・・・
でも私に選択は、一つしかなかった。
『はい。うかがいます。』