クリスマスは




「っおい!」








50メートルほど行ったところで、
真木に腕を掴まれた。







ハァハァと、
2人の息だけが響く。










「…さっきの、本当?」


真木が先に口を開いた。







「…嘘…だと思いたいです」




「お前な」



「もうっ真木のバカぁっ!」



私はもう半泣きだった。
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