+.*アイスくりーむ*.+
それを聞いたおじいさんは、


『あぁ、よく来とるよ。きっとこの近くで働いてるんだろうね~』



「あ、そうなんですか!じゃぁまた来ます!!」



そう言って私は、満面の笑みで家に帰った。



ガラッ!



「たっだいまぁー★」



『どした?テンション無駄に高いけど?』


和兄は私を見ながら、首を傾げている。


「和兄には言ーわない!友達の葵にしか言わなぁーい!はいこれどーぞっ」


そう言いながら私は、チョコアイスを和兄に渡した。


『え?お前、バニラ嫌いじゃなかったっけ?』



チョコアイスをもらった和兄は、益々不思議そうな顔をしている。



「今日はいいの~!」



そう言った私は、頑張ってスキップで階段を上った。




―――――――――――
――――――――…

私ね、大暉と初めて出逢ったときね、何かが揺れ動いたんだ。


もしかしたら、もうこの時から大暉のことが好きだったのかも知れない。



ねぇ、どうして今君は私のそばにいないの?___________
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