先生の彼女が私っ!?
「そんなこと言ったって…あんなカッコイイ先生に見とれない方がおかしいよ!!」
「つーか、何で怜はそんなにあのオジサンがイイわけ?」

グサッッ!!!オジサンって…

私の胸にナイフが刺さった感じがした…

「捺美…それは言い過ぎだと思うけど…」
「だってさぁ、怜の周りって知くんとかカッコイイ男子がいっぱい居るのにあのオジサンを選んだ意味が分からない!!」

グサッ!グサッッ!!またオジサンって言った!!(涙)しかも!意味分かんないって!…
(涙)

ちなみに知くんとは私の幼なじみで捺美の好きな人である。

でも、そういえば何でだろう?考えたこともないや… う~ん…

「まぁ、そんなに深く考えなくてもいいじゃん!それより放課後、楽しみだね!」
と捺美が自分で聞いてきたくせに考えるのを静止された。

そんなに考え込んでたのかなぁ?でも、放課後が勉強で潰れるのは嫌だったが先生と2人っきりなのを聞いて心の中で1人舞い上がっていた。

「怜ちゃん…顔がニヤニヤしてて気持ち悪いよ…」

きっ!?気持ち悪いっ!?
顔に出てたみたい…

そのあとも怜は放課後まで顔の綻びが止まらなかったのだった。

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