ココロ
友達
**友達**
「もう、あんたのことなんて嫌いだ!」
「ウチだって、一緒に居るのもいやだ!」
そう言って、その場から走り出す自分。
相手がどんな顔をしているか、知ることもなく。
・・・そもそもの始まりは。
「ねぇねぇ、ここ踏んだ人だれ?」
私のジャージが踏まれてくしゃくしゃになっていた。
「あ、ウチだわ」
そう言って、あは、と笑って謝らなかった、君。
「あやまってよ」
「別にいいじゃん。それぐらい」
その言葉で、私の心の中の何かがぷつっと切れた。
もともと、こういうことは何度もあって。
この他にも気に入らない所はたくさんあった。
だから、そういうものがいっぺんに。
爆発してしまった。
「もう、あんたのことなんて嫌いだ!」
「ウチだって、一緒に居るのもいやだ!」
そう言って、その場から走り出す自分。
相手がどんな顔をしているか、知ることもなく。
・・・そもそもの始まりは。
「ねぇねぇ、ここ踏んだ人だれ?」
私のジャージが踏まれてくしゃくしゃになっていた。
「あ、ウチだわ」
そう言って、あは、と笑って謝らなかった、君。
「あやまってよ」
「別にいいじゃん。それぐらい」
その言葉で、私の心の中の何かがぷつっと切れた。
もともと、こういうことは何度もあって。
この他にも気に入らない所はたくさんあった。
だから、そういうものがいっぺんに。
爆発してしまった。