さよなら…… でも、まだ好き
「いらっしゃい」
私は少し微笑みながらいった
正太は頭の後ろをかきながら「お邪魔します」と言って家の中に入った
「先に私の部屋に行っててくれる?」
「あぁ」
正太は何度も私の家に来た事があるのでスタスタと私の部屋のある方にいった
私は台所で飲み物をいれて、お菓子を持って部屋にむかった
部屋の前について深呼吸をした
絶対に言う…
絶対に……
自分にそう言う言い聞かせてから扉を開けた