愛される星
「畑には何か植えるかしら?必要なら苗をあげるわ。好きにしなさい。」
大家さんとはすぐに仲良くなった。
家の壁を白いペンキで塗った。
そこに黄色いペンキで星を一つ描いた。
いつでもいつまでも、私とみんなの胸の中に一つ、星が輝きますように。
部屋は3部屋あったから、一つを茶の間に、一つを寝室に、もう一つは空けたままにした。
この街に来て、この家に入ってからすぐに、私の体がおかしい事に気付いた。