愛される星

翌日、彼に連絡を取り、二度と会わないと言い付き合いは終わった。


しばらく私は何にも考えられずにいた。
騙されて騒がれて、私の恋愛って馬鹿みたいだ。


それよりお母ちゃんに申し訳なかった。
お母ちゃんは全力で守ってくれた。


私も強くなりたかった。
お母ちゃんみたいに…


お母ちゃんは私を怒らなかった。


「お母ちゃん、ごめんね。こんな馬鹿な娘で…」


「そうさね、馬鹿だけど今回は仕方ない事だもん。私は生きてるうちは、なんぼしわくちゃになってもアンタを守るよ。」


< 30 / 195 >

この作品をシェア

pagetop