愛される星
翌日、彼に連絡を取り、二度と会わないと言い付き合いは終わった。
しばらく私は何にも考えられずにいた。
騙されて騒がれて、私の恋愛って馬鹿みたいだ。
それよりお母ちゃんに申し訳なかった。
お母ちゃんは全力で守ってくれた。
私も強くなりたかった。
お母ちゃんみたいに…
お母ちゃんは私を怒らなかった。
「お母ちゃん、ごめんね。こんな馬鹿な娘で…」
「そうさね、馬鹿だけど今回は仕方ない事だもん。私は生きてるうちは、なんぼしわくちゃになってもアンタを守るよ。」