愛される星
今日は平日だからそのまま店に向かった。
店の開店時間にはまだ早かったけれど、ママとお喋りでもするか。
「あらしぃちゃん早いねぇ。」
ママは店の2階に住んでるから、よく入り浸ってゴロゴロしていた。
「しぃちゃん、石垣さんとはうまくいってたのかい?」
「うん。昔の私なんか思い出せないくらいだよ」
「ふふ〜ん。最近声の張りも違うもんねぇ。」
「へっ、まぁね。」
そんな会話をしながら開店時間を迎えた。
今夜も客がよく入った。