初恋愛 ~ブルーグレーの瞳~
私がイブに出来なかった分もと、張り切っていたので、かなり奮発してくれた。

お陰で、二人かなり満足して、お皿の料理はあっという間に綺麗に無くなった。


デザートのケーキまでは
さすがに手が回らず、
健が知り合いのケーキ屋に頼んでくれて、
二人用の小さな苺のたっぷり乗ったデコレーションケーキを作ってもらった。

紅茶を入れ、それをソファーの方のテーブルに置
き、ゆっくりと味わうことにした。


部屋中に置かれたキャンドルの炎の明かりだけの空間は、心地良い時間を与えてくれる。

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