初恋愛 ~ブルーグレーの瞳~
私の心臓は跳ね上がり、未だ赤くなる顔に、フフッと微笑んでそっと頬に触れる健の温かな手。


きっと私はこの先もずっと貴方にドキドキし続ける……。


私がその手を握った時

…!!
アレ?何か…

「マーくん、パパとマーくんの言葉、お腹の…
赤ちゃんに…届いた…みた…い…。」

痛みの波が押し寄せてきて、引いていく…
を繰り返す。


「健、陣痛…きたみたい…。」

< 164 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop