初恋愛 ~ブルーグレーの瞳~
幸い人気のない屋上に上がる階段付近だったので
そのまま屋上に行き、
落ち着きを取り戻した私は、保健室で見たことを話した。


やっちゃんは、黙って話しを聞いてくれていた。

その表情からは、
どう思ったのか分からなかった。


スッと立ち上がったやっちゃんは

「此処で待ってて。」

そう言い残し屋上を後にした。

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