初恋愛 ~ブルーグレーの瞳~
「あ、手伝う。」

そう言って立ち上がりキッチンにいる健の元に歩み寄っていった。


然程広くはない所に二人並んで準備をしていると
時折健に触れたり、視線を感じたり、その度に心臓がドクンと跳ね、健に胸の音が聞こえてしまうのではないかと心配だった。


私だけ一人舞い上がっていると思われるのが恥ずかしかったから…

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