koi-ai゜
始まり
入学
「♪~」
私は聞きなれた着メロで目を覚ました。
新しい日々の始まりだからこそ、今日は早起きをしたのだ。
コンタクトをいれ、まだかたい、お世辞にも可愛いとはいえない制服に身を包んだ。
膝下っていうのが気に食わないけど、校則だからしょうがないか。
―今日から中学生だ。
私は1年5組の教室の中で1人、机に向かい、座っていた。ほとんどの人が、知っている人同士で一緒にかたまっている。しかし、このクラスに元6-3の女子は1人もいなく、私は1人でいるしかなかった。元6-3の女子は19人だ。そして今回の1年生は全部で8クラス。つまり19÷8=2.375となるから、1クラスに2人はいくことになる。
気を紛らわすためにそんなことを考えていたが、やはり虚しさに変わりはなかった。
私は聞きなれた着メロで目を覚ました。
新しい日々の始まりだからこそ、今日は早起きをしたのだ。
コンタクトをいれ、まだかたい、お世辞にも可愛いとはいえない制服に身を包んだ。
膝下っていうのが気に食わないけど、校則だからしょうがないか。
―今日から中学生だ。
私は1年5組の教室の中で1人、机に向かい、座っていた。ほとんどの人が、知っている人同士で一緒にかたまっている。しかし、このクラスに元6-3の女子は1人もいなく、私は1人でいるしかなかった。元6-3の女子は19人だ。そして今回の1年生は全部で8クラス。つまり19÷8=2.375となるから、1クラスに2人はいくことになる。
気を紛らわすためにそんなことを考えていたが、やはり虚しさに変わりはなかった。