星月夜




「あの~」


また、オーダーが。


はい。


そう言って、そっちに行こうとしたら足につまずいた。


ちらっと、見ると女は笑った。


時々こんなことが起こる。


嫉妬、と言うべきなのか。


でも、私には彼氏がいるんだからね!


そう心の中で訴えている。


でも、無意味。


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