星月夜




「原くん・・・」


助けてくれたのって、王子様キャラだから?


私の視線に気が付くと、微笑んでくれた。


王子様キャラでよかった~!!


辺りを見ると、顔を赤くしているお客様。


なぜ?


そう思い、自分の体勢を見た。


原くんの腕が私の腰にあり。


私の手が原くんの腰にある。


何か、抱きしめているような感じになっている


これって、何?何?


もう、何だかわからなくなってしまった。






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