星月夜




「行きますよ。大内さん」


無駄にニコニコと笑顔を振り向いている。


何か、怖い・・・


そのまま個室へと引っ張られた。


思いっきり腕を引っ張られて、痛い。


「い、痛いです!!」


「別に痛くないだろう」


あれ?


素に戻っている??


「今日、王子様キャラではないの?」


「そうだったけれども、止めた」


はぁ?


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