星月夜




自然と顔が赤くなった。


「と、年上?」


確か、あなたのほうがここに勤めている期間長いでしょう?


そう思った。


「確かに、ここでは俺のほうが先輩ですよ♪」


にやにやとしている。


「しかし、あなたのほうが年上ですよ」


「何歳なのよ」


「21歳ですよ」


私よりも一つ下!?


「なのに、なぜそんなに偉そうなのよ!」


思っていたことが口に出た。



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