星月夜
「それに、私のほうが年上なら苗字で呼びなさいよ!!」
夜鶴、なんて恋人同士みたいじゃない。
「だって、大内さんって言いにくいんだもの」
「それに、もし恋人に昇格したらそのまんまの方がいいだろう」
絶対恋人同士になんかなりたくない!
「嫌よ」
ふ~ん。
何か考えている素振り。
「絶対、夜鶴さんを俺の恋人にさせてあげますよ♪」
獲物を狙った目だ。
「楽しみにして下さいよ」
嫌だ~
毎日バイトに行くのが憂鬱になるよ~