星月夜




なんで?


まぁいいか。


「ごめん。ウソウソ。」


頭を撫でられた。


一瞬、身が震えた。


その様子が原くんには、気が付かなかったらしい。


良かった。


そのほうが、原君を傷つけないもん。


「でも、入ろうぜ!」


強引に店に入った。


・・・・・・それから大変だった。


いつもより、体を触ってくる原くん。


・・・セクハラではないよ。

< 33 / 93 >

この作品をシェア

pagetop