星月夜




それで、無事バイトが終わった。


これから、彰に会える!


鼻歌でも歌いながら、帰る準備をした。


「夜鶴さん」


振り向くと、原くん。


さっきまで、名前なんて呼ばなかったくせに。


「何?」


「今夜、食事でもしませんか?」


少し赤い顔の原くん。


それって、冬の寒さのせい?


それとも・・・



< 34 / 93 >

この作品をシェア

pagetop