赤い糸。
『おまたせ!』
爽やかに小林は
遅刻してきた(笑)
『おそいーぞー』
ゆきもマッキーも笑ってる。
わたしも
久しぶりに見る顔に
少し
照れてしまってた。
『さッ!出発!!』
ゆきの運転で
車で30分かけて
橋を渡って
綺麗な海に到着した。
『キレーー』
『早く泳ごーぜー』
みんな恥ずかしさもなく
パッと
服を脱ぎ出し
水着になった。
『あい!
あいも早く水着になりなよ
』
戸惑っているわたしに
ゆきがけしかける。
『う.うん。』
わたしが水着になったのを見て
3人が
『さぁ。
いくぞーー!!』
みんなで
手を繋いで
海に飛び込んだ。
『キャー。
気持ちいー
』
わたしとゆきは
2個しかない浮輪を
占領していた。
マッキーも泳げなかったらしく
近くにいた
ゆきの浮輪にしがみついていた。