赤い糸。



潮に流され


一緒の浮輪につかまってる

ゆきとマッキーは


わたしと離れてしまった。


『おーい!

遠いよー』


なんて言いながら


近くにいる小林が


こっちに来ないかな。


なんてチラチラ見ながら


『しんどいやろ。

浮輪につかまってもいいよ。


と、誘ってみた。


でも小林は


『大丈夫やで。

俺、水泳部やったんやから』


と、つれない返事。



海に夢中な小林は


あんまり


相手にしてくれなかった。







バトミントンを浜辺でしたり


また海にみんなで入ったり


私達は海を満喫した。






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