《バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!》美憂が生まれて、華の子育て奮闘記♪

ピカピカの一年生

入学式の帰り一年一組を見ると円香先生の姿が見えた。



円香先生は一輝に気が付き、私たつの側に来た。



あ、「噂の華ちゃんだ。可愛いね。お母さんにはみえないなぁ。



由美から一輝奪うなんて華ちゃん中々やるね。」



私はその言葉に驚く。



私が由美さんから一輝を奪った?



円香さんは何を言うの!



『佐野誤解を招くような事は言わないでくれよ。



俺と由美は話し合って別れたし、



俺は離婚してから華と付き合ったんだからな。



華を侮辱するのは止めてほしい。



由美は華との結婚を認めてくれた。



由美が変わったのは華のおかげなんだよ。』



円香先生は笑いながら、「ごめんなさい。私由美がまだ一輝の事好きだと思ってたから、



だって由美私から一輝奪ったんだからね。」



もう聞きたくなかった。



『佐野止めろよ。俺はおまえと付き合った覚えはない。』



もう回りにいた父兄は帰って、



私たち以外誰もいなかった。



「一輝はそのつもりなくても、私はずっと好きだった。」



私の体が震え出した。







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