《バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!》美憂が生まれて、華の子育て奮闘記♪
『華が泣いてどうするんだよ。』



だって勝手に涙が出るの。


『私は雪ちゃんみたく強くなれない。



一輝がいなかったら、子供一人で育てられない。



それに一輝いなかったら、寂しくて毎日泣いてる。』



『俺は何処にも行かないよ。華のそばにずっといる。』



雪ちゃんごめんね。



雪ちゃんはいつも一人で頑張ってるのに、



私はこんなに甘えん坊でごめんね。



一輝の暖かい腕の中で何回も謝った。



「私雪ちゃんに何もしてあげられないけど、



雪ちゃんとずっと友達でいる。



湊君のパパが必ず、雪ちゃんに会いに来る事を祈り続けるよ。」




一輝がギュって抱き締めてくれる。



私は一輝の腕の中で眠った。






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