《バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!》美憂が生まれて、華の子育て奮闘記♪
『華寝た? 』



沢田の顔がにやけている。


『華が愛してるだって!』


沢田がいいだろいいだろの連発。



『小沢おまえも素直に、矢口を好きだって伝えないと駄目だぞ。


後で後悔しても遅いんだからな。


俺も華と色々あったし、何回も別れたりしたけど、


あの時はどんな事しても華を守りたかった。


別れる事が華の為なんて俺カッコつけて、


華を泣かせてばかりだった。


本当は好きなら一緒にいなきゃ駄目なんだよ。


小沢は矢口が好きなんだろう。』



沢田の言葉に俺は頷いた。



『俺はずっと華が好きで華しか見れなくて、


矢口が俺の事好きなの分かっていても、


華に好きな人いても華を諦められなかった。


華が好きでもいいって彩夏が言うんだ。


華の事諦められなくてもいいから私といてほしいと言われた。


そんなの駄目だからって、俺が何回断ってもアイツ俺のそばにいた。


気がついたら、華の事は妹みたいに思えて、


そばにいる彩夏が好きになってた。


たけど中々学校が忙しくて会えない日が続いた。


多分彩夏不安になったんだろうな。』





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