愛心を持つ君に

歩はふっとんだ。
「てめぇ!」
歩はすごい人相で桃を睨み続けている。

すると桃の目の前に人が倒れてきた。

見慣れた顔。
―…悟だ。
桃と実由は悟が負けるとこを
見たことがないため背筋を凍らして
悟を倒して幸太を見つめた。

幸太が言った。
「いやあ!悟だっけ?お前強いわあ!
 お前のパンチまじきいたから!」

幸太はさっきまで怠慢をはっていたなんて
思えないほどの笑顔で言った。
「どおよ?歩のほうは?」
幸太は歩に聞く。
「こいつら2対1でかかったくんだよ。
 礼儀なってねえよ。」
「だったらさー
 実由ちゃんだっけ?君と歩が正式な
 怠慢はんなよ!」
幸太が提案した。
「ぷっ!あたしがこんな1年に負けるわけないじゃん!」
歩は大声で言って笑いだす。
桃は予想していた。
実由がこの挑戦にのると―…
なぜなら実由は
「はいそれ受けてたつー!
 1年だからってなめんなよ?!」

…負けず嫌いだから。
< 9 / 11 >

この作品をシェア

pagetop