幼なじみって大変だよな
渚 「そいやー今日はどうした?」
雫 「何もなかったら来ちゃダメ…?」
その目やめろよ…。無駄に罪悪感感じるよ。
渚 「いや…、そうじゃないけど、暇になるじゃん」
雫 「私は、渚と一緒に居れればいいもん」
可愛いこと言ってくれんな。つい最近までそんなこと言わなかったのに…。
渚 「そっか…。じゃあおいで」
雫が近づいて来たとき、そっと抱きしめた。あまりにも可愛いかったから…。
付き合ってもないのにこんなことするってオレ達おかしいよな。オレだけか…
雫 「!?」
雫はいきなりこんなことするオレにビビっている。オレはあんまこんなことしないからな。
渚 「雫が可愛いこと言うから…」
雫 「思ったこと言っただけだよ…。でも、嬉しい」
雫は顔を赤くしながらも笑っている。
雫 「なぎさぁ…好きだよ。」
渚 「オレもだよ…」
オレは極力聞こえないように呟いた。
雫にも聞こえてないだろう。
オレもいつか伝えないとな…。
いつまでもこんな状態じゃ雫に悪いしな。